神里優希BLOG更新!

By. YUKI KAMISATO 029


改めまして
水谷千重子50周年記念公演
『CAKUGO -愛と憎しみと追憶と沈黙のミス・フローレンス-』

全42公演ありがとうございました。

もう本当に楽しかった。の一言です。

いや、その一言で終わるのは勿体無いくらい
贅沢な時間を過ごさせていただきました。

まだ余韻が残っています。

 僕のCAKUGOが始まったのは、昨年末。
千重子先生のお友達の友近さんとプロデューサーズで共演させていただいた時です。共演と言っても同じシーンはほぼなかったのですが、その作品がきっかけで ある日、千重子先生から直々にご連絡を頂きまして、今回の出演に繋がりました。
いや、本当にびっくりで。まさか自分に!?と。思い出すだけで本当に嬉しい気持ちが蘇ります。ご縁に感謝です。
あの日から始まったCAKUGO。

思えばジェイミーが終わって10日後に初日。
イギリスの高校生からアメリカの演出家。笑
濃厚な夏を過ごしましたね。忘れられない夏です。

少し話がズレますが
CAKUGO大阪公演は
ジェイミーと同じ新歌舞伎座で。
劇場入りした初日
楽屋に僕の名前が貼ってあり その日は
ジェイミーの曲を流して過ごしてました。笑


ディーン役とは全く違う役で
場を回して、人を動かして進めていくような役。
あまり経験した事がないように思います。
そもそも演出家という役をやった事がないので楽しかったですね。

稽古の回数も僕は限られていたのでとにかく試して、やめて、試して、やめて。少ない稽古の中でも非常に多くの学びがある日々でした。名だたる方々に囲まれているからこそ、挑戦しなければ勿体無い。刺激的な日々でした。

思い切って挑戦する事が出来たのも
千重子先生や二葉先生が挑戦していい空気を作ってくださったからだと思っています。

あ、実は。
あの電話のシーン。笑
台本上では僕、ユークはいなくて。
なので最初はあのシーン僕いなかったんです。笑
でもある日「演出家であるユークがあの場にいてもおかしくないよね?」みたいな会話がありまして。笑
稽古終盤くらいに急遽追加になりました。笑
「1回くらいはやってみたいなー」と途中まで外から見ていたのですが、まさか本当にやる事になるとは。笑
携帯のメモ帳には
何スクロールもできるくらいネタ候補が書かれてます。笑
8割はボツにしました。笑
でもねこんな機会ない!と、毎日考えるのも
すんんごい楽しかったです☺︎

 初日の幕があけたときの
あの高揚感、幸福感、楽しさ、始まったばかりなのにこのまま終わらなければいいなーとか思ってた気がします。
それくらい楽しかった初日の日。

初日前の囲み会見。
あんんんなに笑った会見は初めてでした。笑
初日前にお腹がちぎれそうになったのを
さっきの事のように覚えています。笑


何度見ても豪華すぎますって。

初の明治座での舞台。
やはり明治座といえば
劇場の外の"幟"ですよね。
あれに憧れてたもん。



まさか水谷千重子さんの並びに
自分の名前があがるなんて。
こんな嬉しい事はない。
劇場に入る前、毎日見に行ってました。
またあそこに自分の名前をあげるのが
新しい目標の一つです。

振り返ってみると今後のキャリアにおいて
きっと重要で大切な時間を積めた気がします。

芸能界の第一線で活躍されている皆様の
お話もすごく説得力があって、
ありがたく丁寧に皆様からのお言葉を頂いた日々。
ゲストの方含め、本当に皆様お人柄が良すぎる。自分も、いつまでも人を大切に出来る人間になりたいなぁと改めて感じました。

何かを突き詰めてきた方々の決して外には見せないストイックなお姿、プロフェッショナルな方々の"覚悟"を、約2ヶ月半でしたが垣間見る事ができて、役者としても人間としてもインプットしまくりの日々でした。

同じ事を繰り返し言ってしまいますが
またどこかでお会い出来るのを楽しみに
自分自身を磨き続けていきます。

エンターテイメント、最高!
舞台、最高!!
水谷千重子先生、最高!!!

皆様ありがとうございました☺︎

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